Excelでn行おきに地色を付ける方法

2009年07月20日 22:35 | あめ

本誌7月号の特集3「AppleScriptで作る Excel 2008自動化スクリプト」をパラパラと読んでいて(今更!?)、1行おきに表の地色を変えるテクニックが載っていることに気づきました。

そこでふと、「AppleScriptなんて使わずに、フツーに表の地色を変える方法を本誌で紹介したことあったかなぁ」と思い至り、参考までにブログで紹介しておこうかと。ちなみに、「command」キーで複数範囲を選択して色を変えるのではなく、Excelの「条件付き書式」を使う方法です。


まず、表中のどこかのセルを選んで、「書式」メニューの「条件付き書式」を選択します。ダイアログの「書式」ボタンをクリックして地色(パターン)を設定してから、「条件1」で「セルの値が」となっているポップアップリストを「数式が」に変えましょう。これは、設定した数式が正しい(真)とき、セルに「書式」を適応するものです。意味はあとで説明するので、数式には「=MOD(ROW(A1),2)=1」と入れてください。とりあえず例では「A1」セルを対象にしているのでこういう式ですが、もちろん「C4」セルを対象にしているのであれば「=MOD(ROW(C4),2)=1」です。

さて、ここでは「MOD(a,b)」(aをbで割ったときの余り)と「ROW(c)」(セルcの行数)という2つの関数を使っています。つまり、先の「=MOD(ROW(A1),2)=1」という数式は、「セル「A1」の行数2で割ったときの余りが1のとき」という意味。「A1」の行数は1なので、2で割ると商が0で余りが1。この式は正しい(真)ため、設定した書式が適応されます。

excel_add.jpg

ちなみに、偶数行の地に色を付けたければ、最後の「=1」を「=0」にすればいいし、3行おき4行おきに色を付けたければ割る数を「3」「4」にすればいいでしょう。また、条件付き書式は複数組み合わせられるので、応用はいろいろできます。

さあ、あとはその条件付き書式を表のすべてのセルに適応してあげるだけです。条件付けしたセルをコピーしてから適応したいエリアを選び、「編集」メニューの「形式を選択してペースト」を選択してください。

この「形式を選択してペースト」を使って「書式」だけをペーストします。ここで、「条件式に特定のセル(A1)を指定したから、すべてのセルに色が付いてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、Excelは非常に賢いので、特定のセル(A1)を自身のセルと解釈してペースト時に勝手に書き換えてくれます。なお、「オートフィル」を使ってもほとんど同じことができます。

というわけで、奇数行に地色が付いた表ができたはずです。ここから罫線を入れたり、テキストを入れたり、好きにしてください。なお、この方法なら、途中で行を削除してもちゃんと1行おきの色付けをキープしてくれます。本誌7月号のAppleScriptを使った方法よりも、その辺が便利なんじゃないかなと思います。


なお、Excelは非常に奥が深いのでもっと便利な方法があるかもしれませんが、それは自分で調べてください。

あめ | 編集部ブログ

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