auダブル定額ってどれがお得?

2009年08月02日 00:02 | あめ

※無駄に長いので、結論だけ知りたい人は最後の「まとめ」をどうぞ。


iPhone 3GSを買いました!「iPhone、それも3GSはいいよー」という話は別の機会に譲るとして、実は今まで使っていたauのケータイもそのままにしています。理由は、iPhone(ソフトバンク?)って会社の階段付近で通話が頻繁に途切れるってのもありますが、EdyやモバイルSuica(や量販店のポイントカード)といったおサイフケータイ機能を継続したかったからです。

さて、iPhoneがあるのでauケータイはほとんどデータ通信をしません。たまにEdyやモバイルSuicaをチャージしたり、メールを送ったりする程度。auはパケット定額サービスに「ダブル定額」と「ダブル定額ライト」という2つのコースを用意しており、さらに8月10日からは最低390円の「ダブル定額スーパーライト」という新コースをスタートさせます。今まではどのコースでも上限を余裕で振り切っていたので気にもとめませんでしたが、auケータイのパケット通信量が激減した今、「どのコースが得なのか?」と俄然気になってきたわけです。

しかし、auのウェブサイトで各コースの説明を読んでも、グラフがバラバラでイメージしにくい──ということで、Excelを使って「パケット通信量とお得なコースの関係」を調べてみようというのが今回のお題です。


ダブル定額3コースの特徴


最初に「ダブル定額」「ダブル定額ライト」「ダブル定額スーパーライト」の各コースの特徴をまとめて、グラフ化します。

ダブル定額」は4万パケットまで2100円、その後0.0525円/パケットずつ課金されて8万4000パケットで上限の4410円に到達。また「ダブル定額ライト」は1万2500パケットまで1050円、その後0.084円/パケットずつ課金されて5万2500パケットで上限の4410円。新しく始まる「ダブル定額スーパーライト」は3720パケットまで390円、その後0.105円/パケットずつ課金されて4万2000パケットで4410円という上限額に達します。こう書いてもまったくイメージできないと思うので、表にしてみましょう。


正直、これでもまだ良くわかりません。イメージするには、やっぱりグラフにしたいところです。

グラフ化するためには、まず表の空いているセルを埋めます。表の空いた部分はそのままグラフが途切れてしまいますからね。空欄が少ないので計算機を使って数値を入れても構いませんが、慣れてくるとExcelに計算させたほうがカンタン。下限と上限が決まっているので、パケット通信量に応じて課金されている部分に数式を定義すれば、同じコースの変化している部分(3つのセル)がオートフィルで埋まります。パケット単価の欄を用意して、「=下限額+(パケット数-定額下限のパケット数)*パケット単価*1.05」ってところでしょう。最後の「*1.05」は税込みでパケット単価を定義していれば不要です。


こんな感じに表が埋まったら、今度はグラフ化です。ここでポイントになるのは、「折れ線」ではなく「散布図」を使うこと。基準となるパケット数の項目が定量ではなく都合に合わせて変化しているため、「折れ線」ではグラフがガタガタになります。こんな感じ:


折れ線グラフは表の隣り合った基準項目が同じ差で変化しているときにしか使えません。一方の「散布図」は基準項目の量(パケット数)を踏まえてグラフ化してくれます。そのため点を打ってその間を結んでくれる「散布図(直線)」を使えばほらこの通り:


あ、もちろん描いたあとに見栄えを良くするためにちょいと設定を変えてます。でもこれで、各コースの関係がイメージできたでしょう? それぞれのパケット数で一番下にある(縦軸が0に近い)コースがいちばんお得なのです


実際に使ったパケットを知ろう!


あとは、実際に1カ月間のパケット数がわかればOK。ケータイやMacのウェブブラウザーからアクセスできる「auお客さまサポート」でその月の使用パケット数を確認できますが、1カ月間でどれだけ使ったかとなると、毎月1日にしか確認できません(午前0時でなくとも、毎月1日だけは前月ぶんが表示されます)。

そこで注目するのは、「au電話料金のお知らせ」に記載されている「適用前通信料」の欄。これはダブル定額ではなく、パケット単価0.2円(税抜き)の通常状態で計算したときの通信料(税抜き)です。つまり、この「適用前通信料」を0.2で割れば使用パケット数が出てくるわけです。

なお、私は郵送で明細を受け取っているので「WEB de 請求書」だと「適用前通信料」の欄があるかは確認してません。ちなみに1パケットは128バイトです。


まとめ


さて、これまでの情報を踏まえてグラフの交点を計算すると、「ダブル定額スーパーライト」と「ダブル定額ライト」の交点が(1万パケット,1050円)、「ダブル定額ライト」と「ダブル定額」の交点が(2万5000パケット,2100円)になります。また、「ダブル定額」が上限に達するは(8万4000パケット,4410円)。さらにこの3点のパケット数を定額適用前の金額に戻すと、2000円/5000円/1万6800円です。

さあ、結論。「au電話料金のお知らせ」の「適用前通信料」が、
 2000円以下なら「ダブル定額スーパーライト」
 5000円以下なら「ダブル定額ライト」
 1万6800円以下なら「ダブル定額」
がお得。
1万6800円を超えたらどれでも同じです。

まあ、「適用前通信料」が371円以下ならダブル定額に入らないほうが安いですけど、371円→1855パケット→約237KBなうえに、万一使っちゃったら大変なことになるのであまりお勧めできません。あ、ちなみにメールは本文をケータイにダウンロードしなければ課金されず(ヘッダーだけならダタ)、「EZニュースフラッシュ」は手動更新しなければ通信料は無料です。

2009年8月4日追記:本記事はauショップ店頭での説明に基づいて作成しましたが、読者様の指摘を受けてKDDI(株)へ確認したところ、メールヘッダーの受信時にもパケット通信料が発生していることが明らかになりました。訂正してお詫び申し上げます。

今回の考察に使ったExcelファイルはこちらからダウンロードできるので、ご興味のある方はどうぞ。適用前通信料/使用パケット数の2シートがあり、各コースの料金を計算できます。ただし、ノーサポートなのでご注意を。

あめ | 編集部ブログ

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