デザイナーに聞く、GXR。
2009年11月10日 19:14 | あめ
本日開催された、(株)リコーのユニット交換式カメラシステム「GXR」の記者発表に行ってきました。
「GXR」ってどんなカメラ? ──というのは弊社のオンラインメディア「ASCII.jp」でもそのうち掲載するでしょうが、とりあえずこんなカメラです:
っていうか、リコーの公式サイト見てください(→こちら)。
さて、製品の詳細は真っ当なメディアに任せるとして、ここではいきなり変化球な記事。記者発表会場でデザインチームの方を発見したので、ちょいと話を聞いてきました。
──競合しそうな「OLYMPUS PEN」や「Panasonic G」シリーズなんかはだいぶファッショナブルな展開をしていますけど、やっぱり御社らしいデザインですね。
「GXR」でも、カメラらしいスタイル、あくまで撮影するための道具感を大切にしたデザインコンセプトです。
──「GR」や「GX」シリーズと比べると若干複雑な形状になってる気がしますが……。大きめのグリップとか。
グリップの大きさは内部設計的な条件もありますが、「GXR」はカメラユニットを交換してさまざまなニーズに応える製品であるため、しっかりとしたホールドをユーザーに提供するという意図もあります。グリップにくぼみを付けたのもそのためです。
デザインでは、まず大まかな形があってそこから削ぎ落としていくような作業をしています。ホットシューからダイヤルにかけての傾斜や段差などに、そのあたりを感じてもらえるのではないでしょうか。
──贅肉を削ぎ落として洗練されたボディーを作るって、なんだか人間みたい。なるほど、鍛えられているなっていう印象はそこから生まれているんですね。ところで、今回デザイン的にいちばん大変だったところはどこでしょう?
ボディーに加えてカメラユニットがあるので、ほかの製品よりも作業量は断然多かったと思います。
──いや、そこは置いといて……。
とすると、スライドイン・マウント構造でしょう。構造的な設計はもちろんですが、我々デザイン部門としてもユーザーに安心して使ってもらえるように堅牢感のある形にしています。この堅牢感は、「GXR」全体のデザインについて言えることですが。
と、数分の立ち話だったのでこの程度しか聞けませんでしたが、それでもデザインに対する真摯な取り組みが伝わってきました。
ちなみに、「GXR」に対する超個人的な感想は「ユニークでしかも実用的なカメラだけど、ちょっと高いかな」というもの。ああ、給料上がらないかなぁ……。
発表会でお土産をいただきましたが、何故マルチドライバー? 「道具」ってメッセージなんでしょうかね(ハコには「GXR」と書いてあったけど)。






