iPhone対応手袋を作ってみた
2010年02月02日 14:13 | 松浦
手袋をはめていると、iPhoneって使えないんです。それは、iPhoneが人の指をはじめ導電性のあるものの動きを感知する「静電容量式のタッチパネル」を採用しているから。
仕事からの帰り道、電話をしたりメールのやり取りをしたりすることも多い私。
電話がかかってきたときに、いちいちはめていた手袋を外してiPhoneを操作するのは面倒です。かといって、片手だけ手袋ナシというのも変だし寒い……。
最近は「The North Face」などのブランドからiPhone対応の手袋も発売されているみたいで、私もインターネットで物色してみたのですが、ここに掲載されているのとか、どれもこれも男性用のものばかり!
しかも「京極夏彦先生か?」というようなゴツいグローブや、指先がない「スケバン刑事」タイプ、はたまた「うぃっしゅ」と言いたくなるようなDAIGO風とか……。
バリエーションは割とあるのですが、いかんせん、全部かわいくない。
正直、女子が買いたいと思えるものにはひとつも出会えませんでした。
ごめんなさい。
どこかのギャルブランドとマックピープルのコラボで、女子好みする感じのかわいいiPhone手袋を開発したいくらいだわと本気で思いながら、何かよいテはないかと探していたときに見つけたのが、伝導性の糸を手袋に縫い付けるという方法。
これなら新しく買い直す必要もないし、気に入ったデザインの手袋がiPhone対応になる! と喜んで、さっそく試してみることにしました。
レッツ手芸!!
用意するのは手袋と針、そして電気を通す(伝導性の)糸。
普通、手袋をはめている状態では、もちろんロックは解除できません。
えいっ、ええいっ(念力)——できません。
ということで、例の糸を手袋のひとさし指に縫ってみます。
……失敗しました。
もともと指先部分が細いうえに、厚手に作られている手袋の内側から縫うのは至難のワザ。
でも、ここであきらめるわけにはいきません。
手袋の指先に何としても糸を縫い付けるのです!
格闘すること4、50分(しかも深夜3時)。できました!
かなりユルイ縫い方になりましたが、指先に導電性の糸を縫い付けることに成功!!
小さな豆くらいの大きさで糸のかたまりを作り、そこでiPhoneのタッチパネルを操作するのです。
拡大するとこんな感じ。不器用さがバレバレです……。
ともかく、実際に装着してタッチパネルを操作してみましょう〜♪
待ち受け画面のロック解除を試みると——できた! できました!!
若干、ひとさし指に力を込めないとダメですが、ロック解除できました〜!!!
も、もしや、パスコードも……。
あわわわ、ちゃんと解除できる!(当たり前です)
「Twitter」のタイムラインも見られるし、フリック操作で慣性スクロールもなんなくクリア。やるなぁ、iPhone手袋。
計算もしっちゃったりして。
1000、割る——
——20、は
50!
すごいです! マイiPhone手袋すごいです!!
手袋をはめて、一番実際にありそう、かつ困りそうなSMSも試してみたところ、普通にできました〜〜(感動)。
とまぁ、夜中にひとりおかしなテンションになってしまい(若干はしゃぎ疲れ)ましたが、無事、iPhone対応の手袋ができました。
これで、寒い帰り道にもiPhoneが使えます。手袋を買うより安く制作できるので、かなりお勧めの方法です。皆さんもぜひ好きな手袋で試してみてください。
ちなみに今回、導伝性の糸のサンプルをスイッチサイエンスさんにご提供いただき、作り方はテクノ手芸部さんを参考にしました(こちらのほうが断然キレイです)。
導伝性の糸は、東急ハンズや手芸センターなどではあまり販売していません。スイッチサイエンスさんのような電気部品を扱っているお店に問い合わせてください。
Trackback
iPhone用手袋とは [ デジログ ]
ニュース記事を読んでいて見つけました iPhone用の手袋があるらしい 別にiPhoneとは限らないが、最近の携帯電話など、タッチして操作するものが増え...
この記事へのトラックバックURL
http://blogmag.ascii.jp/admin/mt-tb.cgi/3098






