武士道シックスティーン
2010年03月09日 19:26 | としろ
本誌インタビューページでも紹介していますが、荒井萌さんが出演しているということで、映画「武士道シックスティーン」の試写会に行ってきました。この映画、成海璃子さん演じる香織と北乃きいさん演じる早苗の関係がすごくいい。剣道だけに打ち込む香織と、お気楽だけど天才肌の早苗が、お互い刺激し合って変わっていくという青春映画です。剣道を知らなくても十分に楽しめますし、何よりも、剣道が魅力的に見えてきます。と、映画の話は5月号の荒井萌さんのインタビューで再度触れますので、あまりしないでおきましょう。実は、この映画を観て、原作が読みたくなったのです。

原作は、誉田哲也氏の「武士道シックスティーン」。映画同様、各キャラクターが素晴らしく魅力的です。原作のほうが、各キャラクターの背景などを細かく描写しているため、各人の関係がわかりやすく、映画でちょっとわかりにくかった部分も納得できました。ただ、原作とはキャラクターの設定が異なる部分があるので、映画は映画、原作は原作で楽しんだほうがいいでしょう。二人の主人公にしても、映画のほうが恋愛色が強く感じられます。原作の小説のほうはどちらかと言えば友情色が強いですね。でも、それも、映画、小説、互いを別ものとして考えれば、アリかなと思います。
とは言っても、原作で描かれているすべてが、時間の関係もあり映画内で描き切れていないところは残念。原作では剣道の魅力がすごく伝わってきます。実際、近くに道場があったら初めてみようかな? と思ったくらい(大河ドラマ「龍馬伝」の影響もありますが・・・)。原作は、剣道を通した「武士道」がしっかりと根底にあるのがわかるのです。そのため、剣道の技術的な話などを細かく描きつつ、ぜひともドラマ化してほしいと思っています。もちろん、香織は成海璃子さん、早苗は北乃きいさんで。ただ、原作はこのあと「武士道セブンティーン」「同エイティーン」と続くので、映画も続くかもしれません。まぁ、それはそれで楽しみだなと思っていたりします。
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